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座長は、
どうしてLAMMをやろうと
思ったんですか?

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MESSAGE 発足の背景(ごあいさつ)LAMM座長 ニコ・ラム 自分の価値観をストレートに出し切りたい

「好きなことで生きていける人は一握り」。誰もが一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。僕らの時代はそれがスタンダードだったから、僕も友人たちも生活するためにお金を稼いで働くというライフスタイルを何の疑問もなく選択していました。

そんな中、ある意味では甘えていた僕は就職活動もせず、卒業してすぐにファッションライターのアシスタントというか丁稚に近い職業を選択しました。その傍らグラフィックデザインの勉強もしていました。

僕にとっては、両方とも好きなことであり学び甲斐があり、先達に憧れながら自分の将来像を重ねて胸踊らせながら取り組んでいました。労働としては相当しんどくても気分は高揚した状態で仕事を続けていたことを覚えています。

長くなるので割愛しますが、その後webデザイナーとしてwebメディアや広告のデザインを手掛け、アートディレクションや戦略構築、プロデュースワークまで携わりました。いわゆるクリエイティブ職を末端から上流までひと通り経験したわけですが、どうしても物足りない感覚が拭えませんでした。

僕は、世間的なスタンダードから外れた好きなことを仕事にしてきたのかもしれませんが、自分の価値観をストレートに出し切って勝負したことが生まれてこの方なかったのです。

それに気付き、死ぬまでには「ストレートな自分の価値観」を出し切りたいと思いました。

そして、その価値観を出し切った先には、誰かが仲間になり誰かと助け合えるはずだと考え始め、思いを出し切らずにはいられなくなりました。
しかし考え始めると、「好きなことで生きていける人は一握り」という言葉がたちはだかります。やはり怖いんです。油断するとすぐに「生活=お金=労働」という方程式に当てはめ、無意識のうちに安心を取りにいき、自分の価値観を出し切ることを諦め、方程式を言い訳にするというループに入ってしまいます。

その時、思いました。これでは、一人ひとりが最高だと思っている価値観を出し切れないのではないか。怖くなって諦めることで、その人の能力は最大化できていないのではないか。好きなことにのめり込んでいる方が圧倒的に生産性が高いのに、生活のための仕事をしていて時間を無駄にしていないか、と。

もちろん、若い頃から資金を蓄えて、期が熟してようやく本当に好きな仕事ができるようになった人からすると、甘えるなという意見もあるかもしれません。
僕自身もいろいろなことを経験させてもらって今の自分があるのは事実ですし、それは今の自分にとって非常に大切な資産になっています。

ただ、そうではない人生だったとしても、何かしら後悔なく培っているものがあると思います。もしかすると自分がアーティストとして努力をした結果、芽が出ていた可能性もあります。ですが、少なくとも怖くてそれを選ぶことはできませんでした。

好きなことを本気で取り組める人は、何をしても決して甘えることはないと思います。生活をするために仕方なく作業をするのではなく、好きでやりたくて仕方ないことを必死で探して、好きなことに対して安心して努力を続けられる人が増えることで、世の中にもっと活力が生まれると信じています。

自分の息子の時代には、無難に消去法で人生を決めなくても良い世の中にしたい。そう思います。

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